きんじょの本棚「夜の読書部」

10月11日の夕方は、涼しく雨が降っていましたが、私たちの気分を曇らせることはありませんでした。5人の読書家が毎月の読書会に集まりました。まず、私たちは読書を個人的な経験として振り返りました。この作品とあの作品が誰を捉えているかについて意見が一致し、文学には唯一の良い解釈はなく、多くの異なる個人の解釈があるだけだということでした。私たちは村上春樹を例に挙げましたが、彼のスタイルはかなり賛否両論で、彼をとても愛する人もいれば、本当に嫌いな人もいます。温かいコーヒーと紅茶をすすり、持参したクッキーをカリカリと噛みながら、今年のノーベル文学賞を受賞したハンガリー出身の作家、クラスナホルカイ・ラースローについて語り合いました。彼は深いテーマを扱い、時に1ページの文章で溢れ出る思考を綴ることや、彼の小説『サタンタンゴ』を原作とした映画が7時間以上(早稲田美香訳で近日中に日本語版も発売予定)、そしてちなみに彼の名字は「クラスナホルカイ」であることなど。読み始めた本を最後まで読みきれない人は誰なのか(ほぼ全員)、日本文学と韓国文学の類似点と相違点を分析し、さらに近年、日本の女性作家の作品が外国語で出版されることが増えていること、つまり世界が日本の女性の声に関心を持っていることなどについても語り合いました。その夜は会話に夢中になりすぎて、写真も一枚も撮れませんでした。さて、次回も!