夜の読書部
この夜、6人がテーブルを囲んで座りました。テーブルはすぐにメンバーが自宅から持ってきた本でいっぱいになりました。読書体験を語る人もいれば、自ら翻訳した本を発表する人もいました。日本文化の普及を目的として出版された『琉球料理大全』を、原書の日本語版と英語版の両方で鑑賞することができました。また、珍しい料理名を翻訳する際の苦労や、たった一つのフレーズを理解するために翻訳中に1ヶ月間もかけて行った調査についても語り合いました。歴史的な視点から考察した後、現代に戻り、現在ヨーロッパの作家・読者ミーティングツアーに参加中の川上未映子の作品や、障がいを持つ作家による肉体的な欲望を描いた市川沙緒のタブーを破る芥川賞受賞小説について議論しました。村上春樹のハンガリー語版小説の抜粋が朗読され、それを聴きながら、メンバー全員が未知の言語で書かれたテキストを聞くことの特別な感覚について口を揃えました。吹き替えや字幕付きの映画の話もしながら、冷たい麦茶だけでなく、温かいコーヒーや紅茶もいいよね、という話になりました。秋が本格的に到来ですね。



