「陽だまりの中に」

わが地域には「祭り(なるせだいまつり)」があって「音頭(成瀬台音頭)」があって「うた(わたしの町)」があり、更に「大学(昭和薬科大学)」もある。
「わたしの町」は「なるせだいまつり」20周年記念(作詞・作曲募集入選)作品。「なるせだいまつり」は今年49回目を迎える。作詞は成瀬台にお住まいの永尾陽子さん、作曲は同じく成瀬台にお住まいの米澤二美さん。
今回、今の「我が町」を歌にしようと2人が動かれた。

新しく誕生したのが「陽だまりの中に」。作詞をされた永尾さんに誕生の経緯をお伺いした。
「30年前に書いた「わたしの町」は、力漲り、やる気いっぱい、希望に満ちた町、成瀬・成瀬台を描きました。それから30年たち、今、私たちの住む町はすっかり老いました。“この老いた町で、高齢の私たちは手を取り合い、助け合っていこう”という思いを書いたのが「陽だまりの中で」です。
今、この町では助け合いの「成瀬お助けたい」や高齢者が手を取って共に生きていこうという「高齢者共生の会」の活動などが行われています。また、幸い、この町には人が寄り合う「陽だまりカフェ」や住み開き活動の「集いの場」などがあり、そこは誰もが心安らぎ笑って集える場です。そんな陽だまりの中で“支えあって生きていこう”というのがこの詩のテーマであり、私の思いでもあります。
そして「私の町」を作曲してくださり、信頼を寄せている米澤二美さんにお願いして素敵に出来上がったのがこの「陽だまりの中で」です。多くの人に聴いてもらえると嬉しいです。
2015/1/10永尾陽子

本日「陽だまりカフェ」で、「陽だまりの中に」の女声ソロ・トリオ・コーラスを収録した。いわゆる一発どり。緊張しましたね・・・・・